Kindleでも読んでいたけれど、Audible版も配信されていたので聞いてみた。
著者は呉勝浩。
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前作との出会いもAudible
そういえば、前作を知ったのもAudibleだった。
通勤途中のウォーキング中にたまたま見つけ、試しに聞いてみた作品だった。
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とても面白く、聞き終えた後でブックオフに行き、単行本を購入。改めて読んだ。
その後、続編が出たことを知り、Kindleで購入して楽しんだ。
Audible版の存在を知ったのは先週。
前回とは逆で、まず目で楽しみ、次に耳で楽しむ流れとなった。
ミステリー作品なので内容については書かないけれど、前作の登場人物が続編にも登場していて嬉しくなった。
特にラガーさんが出てきたときは思わずにやり。
ナレーターのおふたりも前作と同じだったので、類家さん、幸田さん、当然スズキタゴサク等の主要キャラも違和感なし。
キャラの演じ分けもはっきりしているので、少し聞き逃しても誰の台詞かわかるのがすごい。
これまで役者のことや演技のことについて深く考えたことはなかったけれど、こうした表現ができるのはすごい才能だなと実感した。
欲を言えば男性・女性でキャラクターの演じ方に差があるなと少し気になったくらい。
耳で聞く読書も魅力的
Audibleを使い出してから、「耳で聞く本」もなかなかいいものだと感じる。
そういえば、Kindleを使い始めたときも「やっぱり本は紙じゃないと…」と思っていたけれど、どちらにも良さがあると気づいた。
前作もそうだったが、この作品はAudibleとの相性がいい。
耳から入る方が良い情報と、目で追う情報には、何か違いがあるのかもしれない。
単なる個人的な特性なのか、それとも別の要因があるのか。
今後も新たな展開がありそうな期待を持たせてくれているので、楽しみに待ちたい。